筋トレに関する新常識

2020/11/20

超回復は嘘?筋肥大の仕組み

「超回復」という理論をご存知でしょうか。

筋トレをすると、筋繊維が傷つき、筋肉痛を引き起こします。この時、元々100だった筋肉が80くらいまで弱ってしまいます。80まで傷ついた筋肉が回復する時、100ではなく101まで回復する…というのが超回復理論であり、筋肥大は超回復によってなされると長らく信じられてきました。

しかし最近になって、筋トレによって筋繊維が物理的に傷つくことはない、つまり超回復理論は間違っていることがわかりました。

現時点では、筋肥大は「ストレス応答」によるものだとされています。

どういうことかというと、野球の素振りや靴擦れでできる「マメ」を想像してみてください。まず、なんらかの外的ストレスによって身体が傷つきます。その傷に対して身体はかさぶたを作って保護しようとします。カサブタが剥がれた時、身体は元の状態よりもストレスに対して強くなっています。

これがストレス反応です。

つまり、100のストレスに耐えられる身体に対して、101の刺激だけを与えてあげればいいということになります。これが山本先生が提唱する「101理論」です。

飽きない、停滞しないセットの仕組み

具体的にストレスとなる要素は、種目、重量、回数、スピード等。これらを変化させて「今までの自分が耐えられない」と思えるようなトレーニングをする必要があるということです。

『中重量中回数』10回2セット

1番ベーシックなのがこの組み方です。

扱う重量、筋肉への負荷のバランスがいいため、初心者から上級者まで好まれている手法です。8から12回でセットを組むのが筋肥大効果が1番高いという研究結果もあります。

『高重量低回数』5回2セット

「特異性の原則」の通り、高重量を求める場合は高重量でのトレーニングをすることが手っ取り早いです。

『低重量高回数』20回3セット

高回数を行うことによって、対象部分の血液が増え、パンプが起こります。高重量でのトレーニングが筋肉への「物理的刺激」だとすると、パンプは「科学的刺激」だと言えます。

まとめ

今回は101理論について紹介させていただきました。

定期的にSANTEでは山本先生の研修を受けているので興味がありましたら是非SANTEへ!

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