ネガティブトレーニングとポジティブトレーニング

2020/11/26

筋活動量が多い方は?

筋肉には、「筋肉を収縮させる」時よりも「筋肉が伸ばされる」時の方が1.3倍程度出力が向上するという性質があります。筋肉を収縮させる時のことを「ポジティブ動作」、筋肉が伸ばされる時のことを「ネガティブ動作」と言います。

つまり、ベンチプレスを100キロしか上げられない人でも、130キロくらいまでなら降ろすことができるということになります。

よく「山登りは上がりより下りの方がきつい」と言いますが、実際は下りの方が強い力を出せているため、そう感じるのは「単純に疲れている」だけなのです。

また、ネガティブ動作のみを行なったネガティブトレーニングは、ポジティブ動作のみを行ったポジティブトレーニングよりも筋肥大効果が高いという研究結果があります。

近年では反論する論文も出ていますが、結果を残しているボディビルダーはほぼ例外なくネガティブ動作を重視しています。ダンベルを勢いよくがたんと落とすトレーニーはマナーが悪いだけでなく、筋肉も成長しないということになります。

なお、ネガティブトレーニングは負担が強い分、回復に時間がかかるという研究結果もあります。身体と相談しながら、上手に組み合わせてトレーニングメニューを組みましょう。

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